この記事は、イーサリアムとは何かと、アメリカで開始されたサービスについて書いています。
この記事の目次
仮想通貨:イーサリアムとは何か?
ビットコイン以外の仮想通貨はアルトコインと呼ばれています。
アメリカではそのアルトコインの中で最も時価総額が高い「イーサリアム」を使って、自宅でソーラーパネルを使って発電した電力を、個人に直接販売することが可能になりました。
従来はどうしていたのか?
従来は、自宅で発電した電力はそのまま自宅で使い、余った電力は電力会社に買い取ってもらいました。
しかも、電力会社が提示する金額での取引です。
電力会社を通さずに個人間で取引ができれば、売りたい人は高く売れ、買いたい人は安く買えます。
アメリカで個人間での電力の取引が初めて行われたのは2016年4月のことで、この支払いにイーサリアムが利用されました。
もちろん個人間で電力の取引が行われのは、これが世界初のことです。
なぜイーサリアムで実現できたのか?
電力会社と個人宅で発電された全ての電力のデータが、イーサリアムのブロックチェーンに記録されることでこの取引が実現しました。
これらはグリーンエネルギーの企業「LO3 Energy」と分散型アプリケーション企業「ConsenSys」が共同で取り組んで実現したもので、プロジェクト名は「TransActive Grid」と言います。
英語ですが、公式ウェブサイトはこちらです。
LO3 Energy
ConsenSys
日本でも実現可能か?
日本が電力自由化されたのも同じ2016年4月です。
日本でもブロックチェーンの技術が導入されれば、個人での電力の取引が可能になるかもしれません。
ブロックチェーンという優れた技術に支えられているからこそ、ビットコインやイーサリアムは多くの人から価値があると認められ、現在も市場を拡大し続けているのでしょう。
ブロックチェーンに関してはこちらの記事をどうぞ。
私の損益の記録は下の記事にまとめました。
500万円がいかに増え、いかに減ったかがわかると思います。