そうです、その理由をこの記事にしました。
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運用当初のビットコインの価値とは?
2009年1月にビットコインの運用が開始されると、一部の人たちの間で噂が広まっていき、初めて使用されたのは2010年5月、ピザ2枚の代金として10万BTCが支払われました。
その後はマイクロソフト、デル、エクスペディアなどの企業がビットコインでの支払いを導入し始め、徐々に認知度が高まりました。
2017年12月現在、1BTCは170~200万円前後を推移しています。
元々は誰にも信用されず、全く価値のなかったビットコインですが、市場が急激に拡大したのです。
なぜビットコインの市場は拡大したのか?
その要因は中国の富裕層にあります。
中国政府や通貨の人民元を信用していない富裕層は、資産の逃避先としてビットコインに注目しました。
なぜビットコインが資産の逃避先に選ばれたのか?
中国は国家為替管理局の規定で、中国国民の外貨購入を1人あたり年間5万ドルまでと定めているからです。
これは中国政府が資本を国外に流出させたくないためで、資本が流出すると国内の経済が下火になると考えているのでしょう。
その為、人民元は信用できず外貨も獲得できない、そんな富裕層がビットコインを大量に購入し、その結果として市場が拡大したのです。
中国人の爆買いは現在も続いている?
中国人の爆買いは収まりました。
2017年2月、ビットコインへの資本の流出を防ぐため、中国当局が大手ビットコイン取引所への監視を強化し、富裕層の爆買いは収まり、中国でのビットコインのブームは沈静化しました。
現在、中国の大手取引所BTCCやHuobiは国外に拠点を移し、現在も取引所として稼働しています。
このような様々な思惑によって、現在もビットコインの価格は乱高下を繰り返しています。
過去に何が起きたかを知り、今後どうなるかを見極めたいものです。
私の損益の記録は下の記事にまとめました。
500万円がいかに増え、いかに減ったかがわかると思います。